酸性雨の人体への影響で心配なのは、ずばり肌荒れ!

雨が降るたびに思うことがあります。それは、「現代の雨って、どれくらい汚いのか?」ということです。

少し昔、日本がまだ経済的に急激に成長を遂げていた時期(1950年代後半~1970年代の高度経済成長期)、大気汚染や水質汚濁が大問題となりました。その頃からでしょうか、酸性雨というのも問題にされるようになったのです。

化学的な成分が雨に溶け込んで、それが空から降り注ぐのです。作物や人造物、建物などに影響を与え、人間の体にも毒であるといった見方がされるようになりました。

ところが、人体への影響は、現在、そこまでうるさく言われているわけではなさそうですね。酸性雨を浴びたからといって、大急ぎで体を洗うような神経質さまでは必要がないようです。まあ、長期的に見たら良くないとは思いますが。

そこで私が最も懸念しているのは、ずばり肌荒れです。人体への影響は特別心配することがないと言っても、肌荒れという小さなレベルでは心配です。敏感肌の方なら、特に気になるところでしょうね。

酸性雨に含まれる主な成分

まずは成分から見てみましょう。酸性雨に含まれている主な成分は、以下のように言われています。

  • 硫酸
  • 硝酸
  • 塩酸

これも、化石燃料を燃やしたりすることや、火山の活動やその他の要因によって生じる硫黄酸化物 (SOx) 、窒素酸化物 (NOx) 、塩化水素 (HCl) などが由来となっています。名前だけ見ると、非常に恐ろしいですよね。

そういえば、中学校の理科の時間に「○酸には絶対触れないで」と教わったと思います。そうです、手で触るとそのまま手は溶けます(だから絶対に触らないように!)。

もちろん、酸性雨の場合はそこまで濃度が濃いわけではありませんね。もし濃かったら、みんな溶けてしまいます。だから、本当に薄い濃度で、雨の中に溶け込んでいるわけです(日本でのPH値のボーダーは5.6)

まあ、薄いといっても、危険な成分が雨の中に溶け込んでいるわけです。だから影響が無いわけではありません。少しずつ、環境や人体を蝕んでいきます。

日本の空は、高度経済成長期よりも随分と綺麗になりましたが、空は日本だけにあるものではありません。世界レベルで、酸性雨について考える必要があります。上空では風が強く吹き、他国の汚染が日本にもやってくるのです。

それらの成分が、肌への刺激となる

以上に記した成分などが、人体に影響を与えるわけです。頭に降れば、頭皮に刺激が。顔に付けば、その薄い皮膚に刺激が。もちろん、体の様々な肌に、酸性雨は食い掛かります。

だからと言って、酷くただれてしまうようなことはまず無いかと思います。ただ、敏感肌の方をはじめ、あまり肌が強くないかなという方は、少し雨を浴びるだけで、かゆみや小さなトラブルが現れるかもしれません。老化スピードも高まるでしょう。

それも回数が重なっていけば、肌にとっては大きな負担となりえます。6~7月梅雨や秋雨・春雨、夏の嵐、台風、冬の雪の日など、酸性雨・酸性雪に気をつけたいシーンは、非常に数多くあります。

肌を雨から守るべく、対策をしてみよう

雨の日は外出を控えたりするのが一番ですが、そういうわけにもいきませんよね。なるべく、肌が濡れないように工夫を凝らすことが大切かと思います。

そのための対策は、以下のとおりです。

大きめの傘を使う

よく、折りたたみ傘を差している人を見かけます。たしかに、折りたたみ傘は荷物になりにくくて便利ですね。ただ、雨に濡れる率も高くなってしまいます。吹き込んで来たり、ちょっとした拍子に雨に当たりやすくなります。

だから、少し面倒でも、大きめの傘を持参することをおすすめします。荷物になってしまうのがネックですが、美肌のことを考えたら、これも試練かなと思いますね。

大きさの目安としては、直径120~160cmくらいでしょうか。大きいものほど理想です。

最近は、折りたたみ傘でも120cm以上あるものがあるみたいですね。なんと140cm級もあるとか!大きな折りたたみ傘は、差したときに支えがとりにくいですが、荷物を増やしたくない方におすすめかもしれません。

衣類などを活用する

夏場でも、薄手の長袖を羽織ることで、雨の浸透を抑えることができます。また、頭皮環境を守るべく、帽子をかぶるというのも手ですね。顔にはマスクですしょうか。

手を濡らしたくないときは、手袋を使うのもおすすめですし、足元だったら、防水ソックスなり長靴なりを活用しましょう。また、歩き方を大人しくし、道の雨水を跳ね上げないようにするのも、足を濡らさない一方法ですよ。

肌にバリアを作っておく

どんなに頑張っても、濡れるときは濡れます。否が応でも、濡れます。

だから、できる限りのバリアケアを肌に施しておくと良いでしょう。バリアケアというと少し難しい感じがしますが、日頃女性が行っているスキンケアとほぼ同義です。

化粧水や美容液による保水・保湿ケアに加えて、クリームを使ったバリア保湿ケアが、やはり功を奏すでしょう。

もちろん、それでも全く雨に影響を受けないということはありえませんが、濡れても、まずは表面のバリアが流れ落ちるため、素肌へのダメージを軽減することができると思います。

顔はもちろん、腕や胸、首、脚などにも、ぜひバリアケアをしてみましょう。「アイテムが無い」という場合は、とりあえずワセリンを塗っておけばOKでしょう。

ただ、あまり肌をいじり倒すのもまた負担になってしまう可能性があるので、降雨状況を見つつ、必要な範囲でケアしていくことが望ましいとも考えています。傘や衣類で対応できるなら、それで良いのです。

雨に濡れてしまったときは

雨に濡れても大きな影響は無い場合がほとんどですが、やはり気になってしまう方は、すぐに洗い流すと良いでしょう。

帰宅時にずぶ塗れになってしまったら、シャワーをザーッと浴びることで、酸性雨を洗い流します。雨に濡れると不快だし、体も冷えている可能性もあるので、あたたかいシャワーや風呂はとても良い方法です。

冷えた体だと、血行が悪くなって、その影響で肌が荒れやすくなったりすることもあります。不健康は美容を阻害をしていくわけですから、もし雨に濡れて寒いなら、積極的に暖を取るように意識してみましょう。

外出時は、着替えを持参すると良いですね。特に靴下だけでも取り替えてみると、不快感が大幅に減少しますし、冷え性の対策にもなるのではないかと思います。

・・・以上、酸性雨が人体にもたらす影響のひとつである肌荒れとその対策についてお伝えしました。いかがでしたでしょうか?

色々書きましたが、別段、神経質になるほどでもないかと思います。直接的な影響よりも、酸性雨の影響を受けた作物を体内に取り込んだ結果、その毒素が日に日に溜まっていってしまうことのほうを心配すべきかもしれませんね。

興味がありましたら、ぜひ酸性雨についてお調べになってみてくださいね。


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