目の周りのかゆみが収まらないときの原因と対策
冬の乾燥する時期。そして春の花粉の時期。毎年恒例で、目の周りのかゆみがなかなか収まりにくかったりしますよね。
そんなとき、むやみに目をこすったり掻いたりしていませんか?
もしそうやっていたら、皮膚や粘膜に細かい傷が付いたり、余計にかゆみが酷くなって赤く腫れあがったりもしてしまいます。
特に目の周りというのは、皮膚が薄く、簡単に傷み、しわもできやすい部分です。肌が傷めば乾燥肌にもなりやすくなり、老化は進みやすくなるのです。
では、一体どうすれば良いのでしょうか?
今回は、目の周りのかゆみが収まらないときの原因と対策をお伝えしていこうと思います!
目の周りのかゆみの原因と対策
目の周りの皮膚は薄く、敏感肌の方は特に外的な刺激の影響を受けやすいところです。
原因としては、まずは「空気乾燥」から疑ってみることにしましょう。
空気乾燥
冬はもちろん、夏場だってエアコンの効いた部屋は空気が非常に乾燥します。
それはもう、想像以上です。例えば東京の冬であれば、湿度10%台とかもありえます。これがどれだけとんでもない数字か、分かりますでしょうか?
肌にとって最適な湿度は60~65%と言われていますが、10%台というのは、それよりも遥かかなた下です。
最適な湿度を大きく下回るほど肌は乾燥しやすく、特に目の周りの薄い部分はその影響を真っ先に受けやすいと言えるでしょう。
そのため、なんとか保湿のスキンケアをすることで、その空気乾燥から目の周りを守ってあげなければなりません。とにかく、「保護」です。これが命です。
既に目の周りが乾燥してかゆみを発している場合は、一度蒸しタオルか何かで血流を良くしてあげることで、かゆみが収まることも多いようですから、いったん、そうしてみるのも良いかと思います。
そしてその次に、保湿ケアをしましょう。まだかゆみは発してないけど乾燥が気になるという方も、保湿ケアは重要です。
また、夜寝るときは加湿器を稼働させたりしてお部屋の空気を潤しておくことも大切です。
ただ、湿度65%よりも高くしてしまうと、かえって寝苦しくなったり、カビや細菌の繁殖が懸念されるので、できるだけ湿度管理はきちんと行うようにすると良いですね。湿度は高ければ高いほど良い!というものではない、ということです。
不浄肌
これは、夏場によく起こりうることかもしれません。
洗顔を怠っていたり、汗をたくさんかいたりすると、肌というのはどうしても不浄な状態になります。
すると目に見えない小さな雑菌が、肌の湿気や皮脂を好んで食いつきにかかります。そして、毛穴などで細かい炎症が生じてかゆみが出てくることがあるのです。
オイリー肌や乾燥肌、敏感肌を問わず、誰にでもそういう可能性があるでしょう(←「絶対」ではありません。あくまで「可能性」です。)。
特に、高湿度・高気温のときには気を付けたいところですね。放置すると炎症が酷くなったりすることがあります。
低刺激性の洗顔料で良いので、しっかりと洗顔を行って汚れを落とすことが大切です。汗や皮脂の気になる季節は、敏感肌の方でも、朝と晩の最低2回は洗顔料を使った洗顔を行いましょう。
ただ、こすらず優しく洗うことが肝心ですね。
花粉や黄砂
花粉のアレルギーを持っていると、肌は花粉に対して過剰に反応するようになります。春になると目の周りが赤く腫れぼったくなる方がいらっしゃいますが、それは花粉の仕業かもしれませんね。
ではどうすれば良いのかというと・・・
実は、アレルギーばかりはどうしようもないのです。生まれ持った性質(中には後から花粉症が勃発する方もいます)なので、根本的な治療法や改善法は無いかもしれません。
が、日頃のスキンケアや皮膚科等による投薬等により、症状を緩和することはできます。
また、花粉のみならず、黄砂というものも大陸から飛来してきていますね。肌が敏感に反応しやすい方は、そういった刺激物もなかなか厄介な存在です。もちろん、これも一応対策を打つことは可能です。
(花粉も、アレルギー持ちではなくても、異物反応として目のあたりがかゆくなったり腫れたりすることもあるようです。)
いずれにせよ、一度家に帰ったら目を洗ったり、一度蒸しタオルか何かを当てて血行を良くしてあげると、症状は多少は収まると思います。根本解決といえるかどうかは分かりませんが、試す価値ありです。
また、保湿・バリアケアなどをしておくことで、花粉からの外的刺激から肌を守ることができるため、今後の症状の悪化を抑えることもできるでしょう。
また、花粉対策用のメガネも販売されているので、そういったものを装着してみるのも一つの手ですね。ただ、ダサさも少し気になると思います。でも最近はオシャレな物もあるので、ぜひくまなく探してみると良いかと思います。
目ヤニ
空気乾燥や花粉などのアレルギーによって目に涙が溜まりやすくなると、朝起きたときに目ヤニなどがたくさん出てくることがあります。そのせいで目やその周りがかゆく感じることがあります。
これは体の正常な反応なので仕方がないことですが、空気乾燥やアレルギーへの対策を講じることで、抑えることができると思います。朝起きたときはぬるま湯で洗顔をして、必要なら湿らせた綿棒等を使って目ヤニをゆっくりと落としましょう。
髪の毛
意外にかゆみをもたらすのが、髪の毛です。前髪が目に入るくらいに長かったりすれば目の周りをこする率も上がり、ムズムズしたり、細かい傷が付いたりします。また、寝ているときに後ろ髪が顔にかかることもありますね。
この対策としては、髪の毛を切るか留めか、などですね。
あと、寝るときにアイマスクなどをすれば、物理的に目にはかからなくなります。髪で目の周りを傷つけないよう、クリーム等で保護するのも良いでしょう。
化粧・メイク
化粧品やメイク用品が肌に合わない場合、目の周りがかゆくなることがあります。
こればかりは人それぞれだと思うので、対策法というのは人の数だけあるかもしれませんね。しかし、ある程度信頼の置ける化粧品を試したりして、自分に合うものを見つけていくのが良いと思います。
目の周りがかゆくなるということは、多くの場合、乾燥肌や敏感肌であると思うので、実際に化粧品を選ばれる際は、保水・保湿力の高めのものを用いるのがおすすめです。
当ブログは主に敏感肌や乾燥肌の方に向けて書いているので、そういった方のために、最後に、下記にてアイテムをひとつご紹介したいと思います。是非検討されると良いかと思います。
目の周りのかゆみに良い化粧品
目の周りにかゆみが現れる方は、顔の肌そのものも乾燥することもありますし、敏感肌である可能性もあることは、先述の内容からお分かりいただけたかと思います。
そこでここでは、乾燥肌・敏感肌の専門ブランドであるDECENCIA(ディセンシア)から出ている「ayanasu(アヤナス)」というアイテムをご紹介します。
アヤナスでは、充分な保湿ケアのみならず、弱った肌や敏感な肌にふさわしいスキンケアができる、今 大きく支持を得ている化粧品のうちのひとつです。敏感肌特有の枯れ肌(乾燥肌、老けやすい肌)にアプローチし、肌サイクル・肌機能を整える役目を持っています。
ただ、薬ではありませんから、炎症などのトラブルを治すわけではありません。そういう場合は、眼科や皮膚科に行って治療してもらうのが先決かと思います。
あくまで、アヤナスは、「日頃の保湿ケア・肌荒れ対策」をサポートするアイテムです。
化粧水、美容液、クリームがあり、トライアルセットもあるので、自分の肌に合うかどうか様子を見ることができます。一度試してみてはいかがでしょうか。
※ 別途、アヤナス評価レビュー & アヤナス化粧水体験談もアリ!
以上、目の周りのかゆみが収まらないときの原因・対策や化粧品についてご紹介しました。
原因がはっきりしないうちは、対策をしようにも、なかなかゴールが見えないものです。でも、まずは深呼吸して、今回の内容を一個ずつたしかめられると良いかと思います。
以上で終わりです♪
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