肌のキメ(肌理)とは、いったいどういう意味を表すのか?

美容情報やスキンケアについて色々調べていると、至る所で「肌のキメがなんたらかんたら」といった言葉を目にすることと思います。

では、その「キメ」とは一体何でしょうか?

今回の記事は、いつものスキンケア情報と違って、ちょっとお勉強的な内容になりますが、もし興味がありましたら、へぇ~という気持ちでお読みくださいませ。

キメというものが何か、また、その言葉にはどういう意味が含まれているのか。そういった小難しい話ではありますが、早速、解説をしてまいりたいと思います。

肌のキメの「キメ」とは?

まず、『goo辞書』で引いてみましたので、ここに引用したいと思います。

き‐め【木目/肌=理】
1 (木目)もくめ。「―の通った板壁」
2 皮膚や物の表面の細かいあや。また、それに触れたときの感じ。「―の細かい肌」

引用元:http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/53964/m0u/%E3%81%8D%E3%82%81/

いかがでしょうか?

以上です。

おわり。。。

・・・で本当に終わってしまうと、すごく不親切な気がしますので、私なりに説明をしていきましょう。

よく目にする「キメ」って、たいていカタカナで表記されていると思うのですが、漢字に直すと「木目」または「肌理」となるのですね。今回は肌(皮膚)のことを指すので、後者の「肌理」がしっくりきます。

ですが、「肌理」と書いても、知っていない限り誰も読めやしないので、「きめ」とか「キメ」って書いたほうが分かりやすいですね。というか、そもそも「肌理」って、本当は「きり」とも読めるようですよ。

『goo辞書』にはこのように載っています。

き‐り【▽肌理】
1 皮膚のきめ。
2 木目(もくめ)。

引用元:http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/58150/m0u/%E8%82%8C%E7%90%86/

こうやってみてみると、なぜ「肌理」というのを「きめ」と読むようになったのか、甚だ疑問に思いますね。『語源由来ナビ(公式)』というサイトには、

木目/肌理/キメ(きめ)の語源・由来・成り立ち

【意味】

肌のなめらかさ。木の目、すなわち木目(もくめ)の意味から転じた。

引用元:http://www.sanabo.com/gogen/ct_ka/ki/kime/

とありますが、詳しい由来は謎に包まれたままですね。私は国語学者じゃないのでこれ以上は分かりません。でもとにかく、キメというのは、

  • 肌(皮膚)の表面にある細かいデコボコ

のことを指すという認識でOKだと思います。きっと皆さんも、今までそういうつもりで捉えてきたのではないかと思いますが、いかがでしょうか。

一方、『コトバンク』には、以下のような記載がありました。

きめ

皮膚表面には細かい溝「皮溝」と、溝に囲まれて、丘のように高くなっている部分「皮丘」、そして皮溝が交差しているところに毛穴がある。皮溝の幅や深さ、皮丘の大きさやふっくらさ、毛穴の状態等は一人ひとり違っており、これを肌の「きめ」という。

引用元:https://kotobank.jp/word/%E3%81%8D%E3%82%81-187554

これで確信が持てるかと思います。簡単に言って、キメとはやはり、

  • 肌(皮膚)の表面にある細かいデコボコ

のことのようですね。ただ、もう少し細かく捉えると、デコボコのサイズや毛穴の状態というのも、キメの意味の中に内包されているようです。

実際に肌をジックリ見てもらうと線が見えると思いますが、それが皮溝であり、その線と線のあいだの島が皮丘ですね。そして、線と線の交わったところに毛穴があって、チョロンと毛が生えているということですね。

イメージは掴めましたでしょうか?
ヘタクソなイラストですみませんが、このような感じです。

皮溝と皮丘、そして毛穴

パッと見ると、木目(もくめ)のようですね。先ほども書いたように、「キメ」は漢字で「木目」or「肌理」ですが、肌のキメのほうにも「木目」という漢字を当てたほうが、今となってはシックリくる気がします。

「キメが整っている」「キメが粗い」とは

キメが整っている肌が良い状態、キメが粗い肌が悪い状態と言われますが、果たして、この両者の意味は何でしょうか。

その答えは簡単です。すぐ上のイラストの場合は、(下手でスミマセンが)ひとつひとつの皮丘が均等に配列されていますよね。それこそ、「キメが整っている」という状態のことです。

一方、「キメが粗い」というのは、皮丘が均等になっていなかったり、荒れていたりする状態のことを指すでしょう。とにかく、あまりキレイとは言えない状態ですね。

「キメを整えましょう」といったときは、そのキレイではない状態を、元々の整った状態にするということです。分かりやすく言えば、クシャっとなったパズルを、きちんと並べましょうという感じですかね?(余計難しくなったかも^^;)

普通にスキンケアをする上では、この手の話はあまり意味がないかもしれませんが、ちょっと知っておくと、「あぁ、普段のスキンケアでは、こんなことをやってるんだ~」という実感が持てるのではないか?と思います。

あなた様の木目(もくめ)を整えているっていうわけですね♪

キメが整えば、毛穴も整ってくる

先ほどの『コトバンク』からの引用をもう一度掲載してみます。

きめ

皮膚表面には細かい溝「皮溝」と、溝に囲まれて、丘のように高くなっている部分「皮丘」、そして皮溝が交差しているところに毛穴がある。皮溝の幅や深さ、皮丘の大きさやふっくらさ、毛穴の状態等は一人ひとり違っており、これを肌の「きめ」という。

引用元:https://kotobank.jp/word/%E3%81%8D%E3%82%81-187554

ここから分かるように、「キメ」という言葉には毛穴の存在も含まれています。だから、キメを整えるというのは、毛穴の状態も整えることになるのです。

つまり、キメを整えるスキンケアをするということは、毛穴ケアにもつながるのです。

皮溝、皮丘、そして毛穴。これらはワンセット。そしてこのワンセットこそ「キメ」であるわけですから、毛穴が開いてしまいがちな人は、毛穴そのものをピンポイントに気にするよりは、もう少し広い視野で、キメを気にすると良いのかもしれませんね。

キメはなぜ粗くなる?

キメが粗くなる原因として、肌の老化によるターンオーバーの崩れや、空気乾燥や外的刺激による肌荒れ、そしてストレスや疲れなどによる代謝低下などが挙がります。

つまり、粗くなったキメを整えていくには、スキンケア以外にも、そういった考えうる原因に対する策を考える必要があります。

しかし、どうにもならないこともあって、例えば老化なんか人間誰しも付き物です。ストレスだって、自分でどうにかするのは難しいですよね。まわりの環境や人間関係を変えることは簡単にはできないんですから。

でも、できる限りの対策を練っていくことが、キメを整えることにつながっていくので、日頃から、体の外からも中からも、ケアをしていくことが大切です。

キメが整えば、当然肌の見た目はキレイになります。理想を叶えるのはなかなかの至難の業ですが、日進月歩ですね♪

 

以上、今回はキメの意味に関するお話・・・だけにしようと思ったら、やっぱりスキンケア関係のお話になってしまいました。いかがでしたでしょうか?

日頃から何気なく使っている言葉でも、ふとした瞬間に「そういえばどんな意味なんだ?」と思い付くことがありますよね。今回は偶然「キメ」だったわけですが、こうやって違う視点から肌のことを考えてみるのも、気分転換になって良いかな~と思います。


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