牛乳を飲むことで肌がきれいになるのは、ウソ?ホント?

牛乳はお好きですか?学校給食でも出るのが当たり前になっているし、大人になっても、朝食とかでも飲んでいる人は多いでしょう。コーヒーや紅茶などに入れて飲んでみても美味しく、料理にだって牛乳は大活躍です。

さて、そんな牛乳ですが、ご存知のとおり、カルシウムが豊富です。骨を丈夫にするためにも、骨粗しょう症を予防するにも、カルシウムは大切。だから、牛乳を進んで飲みましょう!とされているのですね。

では、肌への効果というのは、いったいどのようなものなのでしょうか?牛乳を飲むと肌がきれになる!と聞いたことはないですか?

この記事では、牛乳の栄養素に着目して、肌に与える効果についてお伝えしていこうと思います。デメリットも併せてお伝えしますので、ぜひ参考になさってみてくださいね。

牛乳の栄養素等と効能・効果

先ほども書いた通り、牛乳といえばカルシウム。だけど、それだけではありません。乳糖、ビタミンB2、ビタミンB12、パントテン酸、タンパク質、脂質、色々なミネラル等々、体に良い栄養素・成分が豊富です。

学校給食でも当たり前のように出てくるのは、やはりその栄養価の高さが評価されているからでしょう。

ではここで、代表的な栄養素・成分とその効能、そして肌への関係について見ていきましょう。

カルシウム

ミネラルのひとつ、カルシウム。これは骨に貯蔵されるため、カルシウムを取ることは骨を丈夫にすることにほかなりません。また、出血のときに血をとめたり、筋肉や神経の働きを保ったり生命を維持する上で、とても役に立っています。

不足すると、イライラしたり、動脈硬化が起きて血行が悪くなるといった影響が現れ始めます。リンを摂りすぎると、カルシウムと結合してカルシウム不足に陥りやすくなると言われています。

また、マグネシウムと一緒に、2:1の比率でカルシウムのほうを多く摂ることで、骨粗しょう症の予防になるとも言われています。

では、肌への効果はどうなのか?といったら、なんと、肌のターンオーバーの一部に関係しているようです。つまり、肌カルシウムが不足すればターンオーバーがうまく為されず、肌老化や肌荒れの原因になります。

美肌を保つためにも、カルシウムは必要不可欠というわけなのです。

乳糖(ラクトース)

乳糖(ラクトース)には、カルシウムなどの吸収を助けたり、便通を良くしたりする力があります。そのため、骨を丈夫にしたり、体内に老廃物を溜めないようにするのに良いでしょう。

特に便秘気味の人は、老廃物が血中に溶けだして肌荒れを生じたりしますので、これは朗報のような気がします。しかし、牛乳を飲むと下痢が生じる人もけっこういます。これについては後述します。

ビタミンB2、B12

ビタミンB2は、美容の世界ではかなり重宝される栄養素で、「発育のビタミン」とも言われています。細胞を活性化し、体の新陳代謝を促すため、肌のターンオーバーを安定させるためにも、ぜひ不足させたくないですね。

これが不足すると、肌荒れや炎症が起きやすくなると言われています。肌を含め、体の成長や維持には必要不可欠な栄養素なので、不足させないようにしたいところですね。

一方、ビタミンB12は、神経の働きを安定させたり、代謝をサポートしたりします。不足すれば当然ターンオーバーに影響が及びます。ストレスを感じたとき、ビタミンB12は神経のほうに多く消費され、肌のほうにまわらないこともあります。

パントテン酸

パントテン酸というのは、ビタミンB5と呼んだりもします。

これも、代謝やエネルギー生産に携わっていて、不足すると、成長が阻害されたり、皮膚炎や脱毛が起きやすくなると言われています。が、日常生活では不足の事態に陥りにくいようなので、特に問題にはしないでおこうと思います。

タンパク質

これは、説明の必要が無いほど有名な栄養素ですね。血や肉をつくっている成分であるという話を、どこかで聞いたことのある方も多いでしょう。そうです。生物を構成している成分と言えます。

当然、肌の細胞にも深くかかわっています。タンパク質は、肉や魚、大豆などにも豊富に含まれています。不足するのは体の調子や生命にかかわりますが、過剰摂取だと、心臓病や腎臓病、糖尿病の原因にもなるそうですよ。

まあ、普通に、栄養バランスの良い食事を摂っていれば大丈夫だと思います。ただ、成長期には、ぜひ不足しないようにしたいものですね。お子さんがいたら、しっかり摂らせていきましょう。

脂質

牛乳には脂質も豊富です。脂質は、体のエネルギーとして一役買っています。体温を保ったり、ビタミンEなどの脂溶性ビタミンの吸収もサポートします。

ビタミンEは老化を抑える働きがある(抗酸化作用)ので、脂質を摂ることで、その作用を意味のあるものにしてくれます。肌の老化対策のためにも、脂質は十分に摂っておきたいものです。

もちろん、摂り過ぎは肥満の原因になるし、胃腸にも負担がかかります。適正量を調べて、きちんと摂っていきたいものですね。

 関連記事:「脂質をたくさん摂ると、肌の潤いが増すって本当??

色々なミネラル

牛乳に含まれるミネラルには、カルシウムのほかに、リン、カリウム、セレン、マグネシウム、亜鉛も含まれています。リンはカルシウムの次点に来るほど多いです。

そこで、先ほどのお話を思い出してみてください。

どんなお話か。それは、リンを摂りすぎると、カルシウムと結合してカルシウム不足に陥りやすくなるというお話です。

まず、成長期においては、カルシウム:リン=1:2が推奨されているそうです。一方で成人は1:1。そして実は、牛乳を飲んでも、リンのほうが多く吸収されるそうです(量はカルシウムのほうが多いけど)。

つまり、成人にとっては、牛乳によるカルシウム摂取は功を奏さないというわけです。

大人は、牛乳を飲んでもカルシウム効果が無い!?

先ほどの理屈では、大人が牛乳を飲んだって、カルシウムの効果はあまり意味が無いといったようにとれます。そうだとしたら、今まで信じて飲んできた人にとっては、ちょっとショックですよね。

でも、どうやら理屈は理屈でしかなく、年齢別の確たる科学的なデータも無いようなので、頭の片隅に置いておくくらいが良いと思います。

もし興味があったら、下記のサイトをご覧になってみてはいかがでしょうか。今回、私も下記のサイトを参考にしてみたので、是非あなた様にも目を通していただきたく思います。

⇒ 「栄養学のメモと活用 カルシウムとリンについて

あと、プラシーボ効果とはご存知ですか?薬の世界でよく言われることですが、簡単にいえば、効果があると信じて呑むと本当にその効果が現れるということです。

例えば熱があるとき、「これを呑めば、きっと楽になるよ」といって、薬に似せたお菓子の粒を患者さんに渡します。そしてそれを呑んだ患者さんは、「あ、楽になってきた」と感じるわけです。

それと同じで、牛乳にもプラシーボ効果が望めるかもしれません。たとえカルシウムの効果がなかったとしても、「骨よ丈夫になれ!肌よ元気になれ!」と念ずれば、そのようになっていくのかもしれませんね。水で試しても面白いかもしれませんよ^^

日本人は、牛乳で腹を下しやすい!その対策とは・・・

栄養をしっかり補給して、体も肌も元気にしたい!

・・・そう思って いざ牛乳を飲んでみると、腹を下してしまうことがあります。特に日本人にとっては、食文化に牛乳が無かった時代のほうが長いので、遺伝子的に耐性がない人も多く、なおさら腹を下しやすくなります。

子供の頃はまだしも、大人になると、牛乳の中の乳糖(ラクトース)を分解するラクターゼという消化酵素が体から減るため、なおさら消化不良や下痢に陥りやすくなるそうです(乳糖不耐症といいます。もちろん個人差あり)。

うまく栄養素が吸収されず、下痢や軟便になって水分ばかりが体から出たら、それは体に良くないですよね。栄養分や水分が減ることで、体の機能も低下して肌にも影響が及びますから。

まあそれはちょっと大げさなお話ですが、どうせ飲むなら、やっぱり安心して飲みたいものです。では、どうしたら良いのでしょう。

飲むならゆっくり飲もう

ゆっくりと飲めば、急にお腹がキュ~っとなりにくくなります。途中で、「お、これはそろそろ限界かな」と思うところが来たら、飲むのをやめましょう。

もちろん、牛乳の一気飲みは言語道断です。

乳糖不耐症向けの乳飲料を飲もう

現代には、腹を下しにくい牛乳(果たして牛乳と呼べるか否か疑問だが)が売っていると思います。つまり、乳糖を減らしてある乳飲料ですね。

私は飲んだことがないので分かりませんが、一体どんな味がするのでしょう?

豆乳を代用として飲んでみる手もある

牛乳とは少し趣が違いますが、豆乳なら、あらゆる飲み物の中でも割と牛乳に近いほうである気がします。乳糖が入っていないので、安心です。

 

・・・以上、牛乳と肌の関係についてのお話でしたが、いかがでしたでしょうか?

耐性さえあれば、牛乳を飲むことはプラスになるかもしれませんが、やはり、牛乳だけ飲んでいても、美肌を作るには不十分な気がします。栄養には食べ合わせみたいなのがあるだろうし。

それに、バランス良く色々食べて、睡眠もしっかりとって、運動もして、ストレスに勝って、スキンケアも頑張って・・・。

そういうように、あらゆる方面から力を注ぐことで、肌の健康を保てると思います。牛乳のことを悪く言うつもりは全くもってありませんが、一点集中よりも、色々万遍なくっていうのが良いでしょうね♪


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